【これから子犬を迎える犬初心者の方へ】子犬育てで悩まない!子犬について知っておくべきポイントを解説します

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【これから子犬を迎える犬初心者の方へ】子犬育てで悩まない!子犬について知っておくべきポイントを解説します

こんにちはマーミです。
子犬って可愛いですよね。
丸くて小さくてコロコロしていて見ているだけで癒され魅了されてしまいます。
ペットショップなどに行くと子犬目当てに人が群がっています。
可愛い可愛い!とみんな笑顔になる・・それが子犬です。
しかし、実際に子犬を迎えてみるとこんなはずではなかった!となってしまう人が多いのも事実。
今日は、見た目や仕草だけではわからない子犬の実態を徹底解説させていただきます。

この記事はこんな人におすすめです
☑これから子犬を迎えようとしている
☑子犬を迎えたが、想像と違いどうして良いのかわからない
☑子犬の成長段階を知りたい
ぱぴこ
ぱぴこ

こんな人が読むと役に立つよ!

子犬育てで悩まないために飼い主が知っておくべきこと

犬には人間と一緒で個性があります。
おとなしくてあまり動かない子もいれば、その真逆のやんちゃでいたずらばかりする子もいます。
反抗期か?というぐらい噛む子もいるし興奮しやすく吠えまくる子もいます。
どんな性格なのかは実際一緒に生活してみてわかるもの。
どんな子が来ても、飼い主さんは子犬はこんなものよねと受け入れることが子犬育ての第一段階。
広い心で自分のペースで子犬育てをしていきましょう。

子犬の成長段階

子犬の成長は人間と比べてとても早いです。
まずどんな成長段階を踏むのか、ざっくりですが表にまとめてみました。

犬の月齢人間でいうところの年齢  行動・成長について
0~3週   0歳哺乳期と呼ばれる時期。お母さんの母乳を飲んで寝てを繰り返しお母さんに促されて排泄します。
まだ目も見えず耳もかすかにしか聞こえませんが、どんどん成長し閉じていた目が開いてきます。
1ケ月~2ケ月1歳~5歳視覚、聴覚がだいぶ発達し、歩くのもヨチヨチはしているもののだいぶしっかりとした足取りになってきます。
親や兄弟、姉妹と触れ合い遊びやケンカなどを通して社会化されていくようになります。
少しずつ離乳がはじまり、やわらかいご飯の離乳食へ変わり乳歯も生え始めます。
3ケ月~6ケ月5歳~9歳体つきがだいぶしっかりしてきます。
4ケ月頃から、歯も乳歯から永久歯へ生え変わる時期なので甘噛みを頻繁にする時期です。
この時期も成長段階にあるので社会化はされていき、自分の意志も持ち始めてきます。
ワクチンが終われば散歩がOK、食事も離乳食から普通の食事になります。
7ケ月~11ケ月10歳~16歳体の成長は見た目には止まりますがこの時期、骨はまだ伸びでいきます。
ご飯は成犬と同じご飯となります。
12ケ月~18ケ月17歳~20歳行動がだいぶ落ち着いてきますが、まだまだ子供です。
やんちゃな子はパワーに満ちあふれています。
小型犬の成長段階
マーミ
マーミ

犬の成長は早くて人間の4倍で成長していくともいわれています。

子犬育てのために知っておくべきこと

ポイント

子犬を迎えたいと思った時にいつ、どこで、どのように子犬を探そうといろいろと考えますよね?
その前にまず、犬を家族として迎える時の心得はちゃんと持っておいてください。
心の準備や覚悟ができていないと

「現実と違う―!!」

となってしまい犬育で悩んでしまい最悪の場合、手離してしまうということもあります。
これではお互いに不幸になってしまいます。
犬を迎えるということは、迎えた子に責任を持つという事。
犬を迎えるための心得が必須になります。

では子犬の犬育に関して知っておくべき以下のポイントをまずおさえましょう!

チェックポイント

★子犬の社会化に適した時期は生後3週から12週ぐらいまで

★子犬は基本的にやんちゃである

★睡眠時間は17時間~19時間ほどで慣れないうちは夜泣きなどもある

★子犬は内臓が未発達なので一日数回に分けてご飯を食べさせる

★歯の生え変わりで歯茎がかゆく甘噛みしていろんなものを噛むをする

★環境によっては誤飲や誤食することがある

★散歩がOKになっても散歩では歩かないことも多々ある

犬初心者
犬初心者

ふむふむ、子犬を迎える前にちゃんとわかっておいたほうがいいことはたくさんあるのですね。

マーミ
マーミ

一つずつ説明していきますね。

子犬の社会化に適した時期は生後3週から12週ぐらいまで

※社会化とは自分を取り巻く環境からの刺激への対処法を身に着けるということ

動物愛護法によると子犬を親元から離し販売できるのが生後56日と定められています。
56日って1ケ月と26日か25日ですよ!
人間でいえば5歳未満。
こんな小さな時に親から引き離されてしまい、ペットショップに行く子は犬の市場というところをたった一匹でくぐり抜けて、ペットショップに行きつくわけです。
飼い主がいるわけではないので、また一匹でショーケースに入れられてその中で家族が決まるまで過ごします。
ブリーダーから譲り受ける場合も56日で販売解禁になれば、親元からは離されて新しい家族のところへ向かいます。
56日は生後8週目。
社会化のど真ん中。
そんな時にショップにいる子はたった一匹で他の子犬と触れ合うわけでもなく、一匹で小さなケースの中で過ごす。

ブリーダーから来た子犬でも、ずっと親と一緒に兄弟たちと触れ合えていた環境なら良いですが粗悪なブリーダーも多い昨今。
どこまで親や兄弟と一緒にいられて、どこまで社会化できているかは不明です。

ぱぴこ
ぱぴこ

ぱぴこもブリーダー宅から社会化の真っただ中の時期に今の家に来たんだよ!
ハチャメチャでお母さんは困ったんだってさ!

子犬の社会化を促すには、ワクチンが終わるまで外に出すべきではないと一般的には言われていますが自宅の庭や安全な場所などで子犬を外に出してあげましょう。
(まだ免疫が少ないので外を歩かせるときは、感染症にかからないよう自宅の庭などが好ましいです)
外の空気や匂いをかがせてあげて、人間社会にも慣れさせてあげましょう。
家の庭や私有地であれば、安全に配慮して子犬を自由にさせてあげてください。
パピーパーティなども推奨されますが、興奮しやすい子は他の子犬と会うと行動が制御できず、興奮によるストレスもかかるので逆に体力も消耗してしまいます。(ぱぴこの事です)
犬嫌いの子も他の子犬と会うことでストレスになってしまう子もいます。(さくらの事です)
子犬の性格を見て判断してくださいね。

マーミ
マーミ

私の友人は数年前に黒のラブラドールの女の子の子犬を迎えました。
本当にやんちゃで、困っていたところ近所のお姉さん犬と遊ぶようになりお姉さん犬からいろいろな事を教わり、1歳を過ぎたころには落ち着いた性格になったそうです。
こんな年上の先輩犬がいたら、子犬の社会化はうまくいくんだろうなと思います。

子犬は基本的にやんちゃである

子犬

子犬はやんちゃで暴れん坊があたりまえと認識しておきましょう。
初心者の方は、子犬というものは見た目は小さくて可愛くて自分を癒してくれるものと信じて疑いません。
もちろん私もそうでした。
全然手がかからないような、性格がおとなしい子ももちろんいます。
しかし、子犬というものは最初からやんちゃで手がかかると思っていたほうが良いです。
その理由は、やんちゃで手がかかるものと想定しておけば理想と現実のギャップで悩むことなくこんなものだと思えるからです。
やんちゃと想定しておいて、おとなしく穏やかな子であれば【うちの子は子犬から穏やかだったんだ】でそのまま穏やかな子犬期を一緒に過ごしていけばいいだけのことです。

筆者の経験
先代犬のペペもさくらも子犬の頃から穏やかで手を焼いた記憶がありませんでした。
しかしながら、現在犬のぱぴこの子犬の頃は悩みに明け暮れました。


①興奮しやすい
②トイレは覚えない
③一人になったときの取り乱しがすごい
④噛む

社会化をはかろうと、動物病院のパピークラスにも行くも興奮して他のパピーと遊ぶこともできず悩みは深くなるばかりでした。

そこからは、自分なりにいろいろなことを調べて試行錯誤してマイペースに他とは比べずに、ぱぴこのメンタル面を考えながらできることを実行してきました。
今も興奮しやすいのは変わらないけど、興奮スイッチを押さないようにしているしトイレもちゃんと覚えています。
行程を踏めば、一人での留守番もできるようになり興奮したとき以外に噛むことはありません。
今思うと私の頭には子犬はやんちゃという思考があまりなく、ぱぴこは当たり前に子犬期を過ごしているだけで私の子犬に対する心構えが足りなかっただけなのだなと思っています。

マーミ
マーミ

子犬がやんちゃすぎても焦らずに淡々と心に余裕をもって接することが自分のためにも愛犬のためにも一番だと身をもって感じています。

ぱぴこ
ぱぴこ

無理やりしつけとかしなくても、広い心で飼い主さんが接してくれれば時間が経っても必ず落ち着くよ!

睡眠時間は17時間~19時間ほどで慣れないうちは夜泣きなどもある

子犬はとにかくよく寝ます。
平均的には17時間~19時間は寝ます。
さっきまで遊んでいたかと思うと、次の瞬間には寝ていたりすることも多々あります。
よく寝るのが子犬ですが、家に来たばかりの時は場所にも慣れず匂いにも慣れず、親もいない・・。
心細くなって当然の環境にやってくるわけです。
その子にもよりますが夜泣きをする子もいます。
これは想定内と考えておきましょう。

夜泣きせずにそのまま馴染んでくれたらラッキーですが、子犬の立場を自分に置き換えてみてもやはり不安になりますよね?
慣れてきてくれたら夜泣きは徐々になくなるはずですので根気よく慣れてくれるのを待ちましょう。
そして、同じ部屋で寝てあげて下さい。

子犬がケージや自分のベッドで寝るのが安心しているようならばそこで寝るも良し。
飼い主さんと一緒の布団で寝ていて安心しているようであれば一緒に寝るも良し。
子犬に寝る場所を決めさせてあげて下さい。
子犬が安心して眠れることが一番です。

さくら
さくら

さくらはおうちに来た初日は怖くて泣いちゃったよ。
ずっと同じ布団で一緒にお母さんと過ごしたよ。次の日からはへっちゃらよ!

ぱぴこ
ぱぴこ

ぱぴこは初日から一人で自分のベッドで爆睡だよ!
最初は自分のベッドで寝てから、お母さんの布団に移動するのが子供の頃からのブームだよ!

子犬は内臓が未発達なので一日数回に分けてご飯を食べさせる

子犬は胃腸などの内臓が未発達です。
一気に沢山の量のご飯を食べると内臓に負担がかかります。
低血糖にもなりやすいので、ご飯は一日数回(3~5回ほど)に分けて食べさせてあげましょう。
ご飯も消化しやすいように、ドライフードはふやかしてあげます。
少食な子やあまりご飯を食べない子は子犬用のミルクなどをフードにかけてあげたりしてして工夫をしてあげていきましょう。

歯の生え変わりで歯茎がかゆく甘噛みしていろんなものを噛むをする

歯の生え変わりにより3ケ月頃から甘噛みが増えます。
これが、痛い!
でも自然な事です。
乳歯は小さいけど尖っているので痛いのです。
甘噛みとはいえ、本当に甘噛みかしら?と思う力で指や足、はたまた寝転がっていると髪の毛まで噛んできたりする始末。
痛いのはわかりますが、甘噛みをしないようにしつけと称して甘噛みされた手をわざと愛犬の口に無理やりいれたりするようなことはやめてあげてくださいね。
もしも、甘噛みしてきたら犬に背中をむけて黙ってその場から立ち去るとことをおすすめします。
甘噛みは歯がゆさがなくなれば落ち着くものですので、無理強いしないような対策をとりつつ見守っていきましょう。

ぱぴこ
ぱぴこ

ぱぴこは長い間落ち着かなかったよ!キリッ!でも今は落ち着いているかなー

環境によっては誤飲や誤食することがある

これは人間の子どもと同じかもしれませんね。
なんでも口に入れてみて食べようとします。
物が雑然としている部屋でいろんな物が置いてあると、誤飲、誤食する可能性があります。
例えば、ティッシュや小さな置物、ワイヤレスイヤホンなども飲み込んでしまう可能性があります。
最悪の場合、開腹手術にもなりかねない事ですので徹底して危険なものは子犬からは遠ざけて部屋から排除しましょう

散歩がOKになっても散歩では歩かないことも多々ある

散歩に慣れていないし、外の世界はいろいろな刺激があります。
散歩を始めたばかりの子犬はなかなかうまく散歩で歩けないこともあります。
ぱぴこは普通に歩けば5分ぐらいのところを30分以上かけて歩いていました。
散歩には時間に余裕を持って出かけると良いです。

まとめ


実際に子犬を迎えてみると、こんなはずでは・・と悩んでしまう人は少なくありません。
事実、私も先代犬さくらの時にはそこまで悩まなかったもののぱぴこの子犬期の時には頭を悩ませていました。
この小さな怪獣は何なのだと・・。
甘噛みなどはさくらで経験していたものの、ぱぴこを迎える前に一歩踏み込んで考えていろいろなことを想定し心の準備をしておけば良かったと激しく後悔しました。

子犬期の悩みに直面して経験して言える事は、理想を追求するよりも子犬期に起こりうることを多方面から想定していた方が心に余裕を持って愛犬に接することが大切であるということが言えます。

マーミ
マーミ

心に留めておくべきことは、愛犬には人間社会に慣れてもらう事になるのでストレスをいかに少なくしながら人間との生活に慣れていくか?がポイントになってきます。

子犬からの犬育てを躊躇する人は成犬の子をお迎えする選択肢もあります。
成犬であれば、性格もわかりやすく落ち着いている子も多いので子犬期で手のかかるようなことはありません。
犬と飼い主が幸せになるためには
飼い主が犬のことを本気で知って何をしていくのかを考えて実行する
これに尽きます。
心に余裕を持って愛犬と接していきましょう。



この記事がこれから子犬を迎えようとしている方にお役立ちできれば嬉しいです。